2012年10月8日

Hello world! – エルガー・ルートで愛のあいさつ

愛の挨拶(あいさつ)は、エルガーのラヴ・ソングです。駆け落ち同然で小さな町の教会で結婚した時に、婚約の贈り物として書いた名曲でした。 イギリスの小さい町の小さい教会で結婚式というと、小さな恋のメロディをイメージしてしまいます。面白いものです。 ワーグナーのジークフリート牧歌、シューマンのピアノ協奏曲。大作曲家がまだまだの頃に愛する妻に贈った曲は、今の私達にとってもとても愛おしく、幸福にしてくれている。 エルガーは『威風堂々(いふうどうどう)』で大成功してイギリス、コンテンポラリー音楽の大作曲家になった。今、英国に旅をすると、エルガーの銅像や、『愛の挨拶』にちなんだ思い出の街並みが楽しめるエルガー・ルートがある。 エルガーの『愛の挨拶』は、自筆譜の頭に