和の極み モンブラン

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和風のモンブラン

栗を使っているお菓子ということで、日本では和菓子の職人さんも工夫をしたくなるものだったのでしょう。白玉あんみつに乗っかったケーキというより親しみを感じるモンブラン。抹茶を混ぜた緑色のモンブラン。芋と合わせてみたりと和の食材との相性が良いようです。
和食は甘みと渋みの両方を味わいとして生かす、栗の渋皮煮という手のかかる箸休めがあります。この渋皮まで利用できないかとモンブランと言うよりも小さい粉末になっている高級和菓子といったものにまで変わりました。粒が小さいので蕎麦上にならないので、なんというかブッシュケーキのようです。
そうして立派な日本料理店の献立としても登場します。
その店で出るモンブランは、あずきを煮込み、黒砂糖を加えます。そうしてできた、あずきの上に和栗の甘露煮を小さめに刻んで乗っけて、2センチ四方の栗あんに、約1ミリのマロンクリーム。その上に縦横にモンブランの線引。いったいこの形、もうアルプスではなく、菊。細やかな菊の花びらを模した優美な和菓子です。モンブランと言われたら、お菓子に失礼と叱咤しそうです。
「季節の旬を食べる日本。秋の味覚である栗をたっぷり使っているので、日本人の味覚に馴染み深い料理だと思っています。」とその店の職人さんの言葉に、これからモンブランを食べる時にちょっと話題にしてみたくなりました。だって、近頃はタルトやら目新しいものが先に手が出て良くモンブランって取り残されているんだもの。

モンブランを見ると、もう一年も終わり。『勝栗』縁起をもらって年の瀬を乗り切ろう。

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