第298回 蓄音器でレコードを楽しむコンサートのご案内

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毎年2月には沖縄からレコードを持ってきて、時には実演を交えて楽しませていただいています。今では恒例のプログラム。数年前より通常枠を取っ払って第一部、第二部通しの特集となり、より充実。選曲と講師の山城政幸先生は、蓄音器、沖縄音楽のレコード・コレクターで沖縄のFM局で、SPレコードアワーを毎週土曜日にオン・エア中。
2月19日はエジソンがレコード・プレーヤーの特許を取得した日で、レコード音楽に関わる個人、ビジネスでは気分を新たにする物事が起こっています。3月、4月、5月と音楽を聴いて楽しむのに気持ちの良い季節です。

第 298 回 蓄音器でレコードを楽しむコンサートのご案内

  • 日時 : 平成25年2月24日(第4日曜日) 午後 1 時 30 分より
  • 場所 : 熊本博物館 特別展示室 ( 1 階 )

沖縄からの歌特集

幸地 亀千代SP盤
戦後沖縄音楽レコード産業の復興は52年、大阪のマルフクレコードがSP盤(78回転)制作を再開することに始まる。地元沖縄に於いても高良時計店が55年、マルタカレコードを設立し、そのマルタカで初期、古典音楽のレコードのほとんどを吹き込んだのが幸地 亀千代であった。
今回は昭和の大名人 幸地 亀千代のSP盤を用意しました。昨年11月に生誕116年記念顕彰公演を催され、大勢の沖縄古典音楽ファンを魅了しました。その奇跡の喉を皆さんにお聴かせ願えればと存じてます。顕彰公演の模様と併せてみていただくことにします。その様子を映像を交えて鑑賞していただきたいと思います。

追記

コンサートは盛況のうちに終了しました。次回、平成24年度最期の第299回蓄音器でレコードを楽しむコンサートは、平成25年3月24日に、熊本市立博物館一階特別展示室を会場に開催致します。

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