蓄音器を楽しむ会(第19回)ご案内

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蓄音器を楽しむ会(第19回)コンサートのご案内

  • 日時 : 平成26年10月26日(第4日曜日) 午後 1 時 30 分より
  • 場所 : 熊本中央区細工町2-25 五福公民館 中会議室 ( 2 階 )

10月に入って、さわやかな秋空がつづいている中で8日夜は皆既月食が全国できれいに見られました。
熊本でも夜空に浮かぶオレンジ色のお月さまの天体ショーを久しぶりに観察することができてよかったですね。
けれども今週末から来週にかけて超大型の台風が心配です。偏西風が早く吹いて東にカーブし日本列島への影響が少ないことを祈ります。

10月11日

さて今月の例会は

第1部 クラシック ベルリオーズ作曲 幻想交響曲 作品14
本曲は「ある芸術家の生活のエピソード」という副題がついており、1831年、作曲者28歳の作品です。そうして19世紀はじめにおける『標題音楽』の重要な一方向を示した歴史的意味を持ったものと言われます。
ひとりの芸術家が恋に破れアヘンを飲んで自殺を図りますが、致死量に達せずにさまざまな幻覚を見るという構成で全曲が貫かれており、作曲者の恋愛についての体験が余すところなく表現されています。
演奏はブルーノ・ワルター指揮、パリ音楽院管弦楽団の演奏(1939年5月19〜20日録音)で聴いてみましょう。
第2部 持ち寄りコンサート 田舎の曲、都会の曲(パート1)
どんな曲で出てくるでしょうか、楽しみですね!

11月例会は《鶴屋クラシックサロンでのコンサートを振り返る》ことにします。当日のプログラムは過去に例会で好評だったレコードで構成したものでした。
午後1時30分の回と、午後3時の回で同内容でという依頼でした。前半の回に参加された方からは同じで大丈夫よ、と励まし声も頂きました。しかし参加者の顔ぶれとリアクションで話題の方向も変化しましたし、聴いてもらった曲も一部変えてみました。各回65分に収めることを心がけたための結果でもありましたが、それらを統合した内容で11月は再現してみます。

第2部 第19回持ち寄りコンサート 「田舎の曲、都会の曲」プログラム。

田舎の曲

曲順 曲目 歌手 発売年度
1 青春のパラダイス 岡晴夫 昭和21年、キング
2 村の一本橋 二葉あき子 昭和24年、コロムビア
3 別れの一本杉 春日八郎 昭和30年、キング
4 田舎のバスで 中村メイコ 昭和30年、ビクター
5 リンゴ村から 三橋美智也 昭和31年、キング
6 スイスの娘 ウィリー・沖山 昭和31年、ビクター
7 お月さん今晩は 藤島恒雄 昭和32年、マーキュリー
8 夕焼けとんび 三橋美智也 昭和33年、キング

都会の曲

曲順 曲目 歌手 発売年度
1 東京行進曲 替唄 二三吉 昭和5年、ビクター
2 大東京行進曲 四家文子 昭和7年、ビクター
3 ミス東京 小林千代子 昭和7年、ビクター
4 東京よさよなら 灰田勝彦 昭和22年、ビクター
5 東京キッド 美空ひばり 昭和25年、コロンビア
6 私は街の娘 美空ひばり 昭和26年、コロンビア
7 京の春雨 美空ひばり 昭和26年、コロンビア
8 おさらば東京 三橋美智也 昭和32年、キング

今後の予定

  • 11月、田舎の曲、都会の曲 パート2
  • 12月、SP盤終期の曲 パート2
  • 1月、自選の名曲、名盤 パート1

等々計画しています、どうぞご期待ください。リクエストなど有りましたら申し出てください。

来場者が持参されたレコードを聞くことを優先としていますので、こちらで用意しているレコードからは臨機応変に選曲します。

熊本市中央区細工町の五福町づくり交流センターで行っている蓄音器を楽しむ会、情報やコンサートの様子は フェースブックページ でもお伝えしています。メッセージもお寄せください。

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