蓄音器を楽しむ会(第22回)ご案内 – ベートーヴェンの《田園》の定番を聴く

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蓄音器を楽しむ会(第22回)コンサートのご案内

  • 日時 : 平成27年1月25日(第4日曜日) 午後 1 時 30 分より
  • 場所 : 熊本中央区細工町2-25 五福公民館 中会議室 ( 2 階 )

新年あけましておめでとうございます。年頭に当たり皆様方の健康とご多幸をお祈り申し上げます。

さて私共のSPコンサート振り返ってみますと1988年(昭和63年)5月から市立熊本博物館で始まり約25年間にわたって毎月一回、299回まで経続して行って来ましたが博物館の大改装に伴う閉館(平成25年3月)のため、やむを得ず2013年(平成25年)4月からは場所を市立五福公民館に移し「蓄音器を楽しむ会」として第一回発足、今回で1年10ヶ月(22回)と経過いたしました。

折角つづいて来た会でありますから、今後も小規模ながら出来る限り続いていきたいと思っておりますので皆様方のご協力、就中、比較的若い人達へのお誘いかけをどうかよろしくお願い申し上げます。(小出伸介)

さて今月の例会は

第1部 クラシック ベートーヴェン作曲 交響曲第6番ヘ長調《田園》
大自然はベートーヴェンに対して、その悲しみと失望とを慰めてくれただけではなく、それは彼が好んで会話をした友人であった。− ベートーヴェンを敬愛しフランスの自然を交響曲にした作曲家ヴァンサン・ダンディの言葉です。この美しい自然に対する限りない愛と感謝の気持から生み出された名曲をワルター指揮ウィーン・フィルのSPレコード時代の名演盤で楽しみましょう。
第2部 持ち寄りコンサート 都会の曲、田舎の曲(パート4)
として皆様ご存知の沢山の曲が登場します。お楽しみにご期待下さい。

今年の最初のレコードコンサートで、22 回目を重ねることが出来ます。市立博物館での 299 回から重ねる回数は 321 回目、毎月欠かしたことがないコンサートです。熊本県内ではもとより、全国的にこれだけ継続している SP レコード鑑賞会はないことでしょう。

会場が変わると同じレコードも違って聞こえるものです。昨年秋に鶴屋クラシックサロンで行なった SP レコード鑑賞会で強く感じました。
蓄音器が木製であることが音響を工夫した会場では違った聞こえ方をさせたのでしょうか。

本会のクラシックの部のプログラム。以前、熊本博物館で取り上げた曲を今年は織り交ぜながら一年間を楽しんでもらいたいと準備しているところです。

熊本市中央区細工町の五福町づくり交流センターで行っている蓄音器を楽しむ会、情報やコンサートの様子は フェースブックページ でもお伝えしています。メッセージもお寄せください。

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